G-SHOCK GLX-5600の電池交換方法について解説!
キャンプや釣り、サーファーなどのアウトドア派から人気のあるG-SHOCK。自分も仕事や趣味の時も片身離さず左腕に付けていた「GLX-5600」ですが、5年ほど経ちついに電池が切れてしまいました。
「GLX-5600」は四角いフォルムにタイドグラフが付いているのが特徴で、シンプルながらスタイリッシュでどんな服装にも違和感なく合わせてくれていました。
そんなG-SHOCKですが、今までは街にある時計屋さんやショッピングセンター内の時計取り扱い店などに行って、電池交換をお願いしていましたが1つの腕時計で1,500円ほどの料金で対応してもらっていました。
安くても1,000円ほど、高くて3,000円といった所ですが、前に1度、3つほど時計がたまたまタイミング良く電池切れになったことがありました。(同時と言うよりはお気に入りの腕時計が電池切れたので、代用の腕時計もチェックしたら切れていた+仕事の腕時計も電池が切れたといったところでしょうか)
その時は大体約5,000円がかかりましたが、そんな大金というより少しのお金だとは思いますが、このお金があればルアーだってキャンプ用品だって買えたかもしれないと考えると、少し負けてしまった気にもなってしまいますよね(笑)。
しかも、G-SHOCKはホームセンターなどに持って行ったら自分の近くでは取り扱ってくれませんでした。(防水性の観点とのことでした)
どうせこの先も腕時計は付けていくんだし、自分で電池交換できるようになった方が将来のタメであると思い、今回は挑戦してみましたので、ついでに皆様にも共有させていただければと思います。
また、自らで分解などによりメーカーの保証などが受けられなくなったり、防水性能が損なってしまったりなどの問題が気になる方は、正規取扱店などにてメーカーで対応してもらうことをオススメします。
アウトドアの相棒であるG-SHOCKをいざ分解!
まず必要となる道具などを確認してみましょう。
- G-SHOCK本体
- 新品のボタン電池
- 精密ドライバー
- ピンセット
「GLX-5600」の場合、CR2025のボタン電池が使用されていました。ダイソーだと2個入りや3個入りで販売されているので、道具さえあれば実質33円ほどで電池交換が可能ですね。
ちなみに精密ドライバーやピンセットもダイソーで購入しました。最初に買ってしまえば次回からはよりお得になりますね。
まずは裏側にあるネジ4本を外します。精密ドライバーは#000サイズが丁度良く感じました。
ネジを外してそのままでは蓋が外れないようにバンドで固定されているので、写真のようにバンドを押さえながら蓋を取り外します。
すると防水用のゴムカバーが現れるので、それも上に持ち上げるだけで取り外せます。写真上部の穴から飛び出しているピンは外れる可能性があるため注意しましょう。また、分解したことのない物だと、ゴムカバーの上にシールが貼られていますが、最後に貼りなおしてもどちらでも構いません(電池交換後のショート方法が記載されているので、貼りなおした方が次回の交換時に役立ちます)。
するとボタン電池が見えてくるので、写真でピンセットの当てている部分を外側に開くと、ロックが外れてボタン電池が取り外せます。ここの解除が少しコツがあるかもしれませんが、2つ飛び出している部分を指で押しても外せました。あとは、新しいボタン電池に交換しましょう。
ボタン電池を交換したら一度ショートする作業が必要です。「GLX‐5600」の場合だと、ACと(-)の部分を金属で接続するとのことですが、機種によってやり方が違うみたいです。裏側にうっすらとですが、ACなどと文字が刻印されているかと思いますので、そこをピンセットで2秒間当て続けてください。成功していれば時計の時間が、「1月1日12:00」と表示されているかと思います。
この時に文字の表示が明らかにおかしい時は、もう一度ショートさせてみましょう。
うっすらと「1月1日12:00」と表示されたり、少し点滅するような感じに自分の場合はなりましたが、組んだあとに1日放置していたら正常に表示されました。同じような現象があれば、少し放置してみると良いかもしれませんね。
自分が苦戦した箇所ですが、組んだあとにボタンが反応しないということに気が付きました。調べてみるとG-SHOCKのケース側にボタン電池が入っている側がしっかりとハマっていない状態でした。ボタンの出っ張りが突っかかり、少しだけ浮いていました。
その時の対処法は、写真のようにボタン電池側に4か所が板バネのようになっている部分があるかと思いますので、そこをピンセットで押しながら入れると奥までしっかりと入り込みました。
ここさえチェックしながら作業すれば、誰でも電池交換はできるかと思いますので、ぜひ挑戦してみてください!